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2014年4月11日 金曜日

交通事故被害者によくみられる精神的反応

(1) 急性期にみられやすい反応part3
○知覚・認知の変化
 時間や出来事の内容、記憶などが誤って認識されることがあります。特に突然の悲惨な事故の場合にみられることが多いです。それは時間の感覚が変わってしまうため、事故をゆっくりに感じたり、とても長い時間が経過していたと感じるなど。また、トンネルビジョンといわれる、出来事のある部分だけを詳しく覚えていて、その他の事を覚えていないというような現象も発生します。
 直後は事故のことを覚えていたのに、救急搬送後には覚えていなかったり、そのときには話を聞いて了解していたようなのに、あとで「聞いていない」というなど記憶が不明確なことがあります。このように事故の直後の記憶や体験には、しばしば認知の歪みが生ずるといわれています。
○睡眠の障害
 自律神経の過覚醒状態から生じるもので、寝つきにくかったり、途中で目が覚めてしまったり、深い睡眠がとれないという症状です。また、悪夢や事故のフラッシュバックによっても睡眠が障害されることもあります。フラッシュバックが怖くて、寝ることを恐れる被害者もいます。
○フラッシュバック
 これは通常の記憶とは異なるもので、事故のときの情景やそれに関する強く印象づけられた光景がありありと思い出され、あたかも事故のときに戻ったような感じがするものです。
 その情景が目に浮かんだり、そのときの音や臭いがするなどの幻覚を体験する場合もありま。そのときの恐怖やさまざまな身体反応もよみがえり、被害者にとっては事故を再体験するようなものであるため、極めて苦痛な症状です。これは何のきっかけもなく生ずることもありますが、特に事故を思い出させるような状況に出会ったときに起こりやすいです。
○過覚醒
 事故のあと、自律神経(主に交感神経)が過剰に興奮している状態が続くことが多く、ときには数週間から数ヵ月続く場合もあります。睡眠障害のほか、イライラ感や集中力のなさが出現します。
 また、ちょっとした音に過剰に驚いたりすることもあります。特に交通事故の被害者では、急ブレーキの音、クラクション、衝突音、対向車などに対して過剰に反応する場合が多いです。
○回避行動
 被害者は事故を思い出させるものを避けたり、話たがらなくなります。事故直後は割に話をするが、時間が経つにつれて話さなくなる。事故のニュースを見たくないので、新聞を読まない、テレビのニュースを見ないということも多いです。
 また、事故現場を通ることや車に乗ること、運転などをしなくなるため社会生活に支障をきたすこともあります。損害賠償などの手続きも事故を思い出すのが嫌で 取り掛かれなくなり、保険会社からの連絡を待つだけだったり、書類をなかなか書けないなどのために、きちんとした賠償を受けられないような問題が生ずる場合もあります。
○アルコールや薬物の依存
 アルコールを飲むと不眠が改善されたり、思い出した時の苦痛が柔らぐため、飲酒量が増える場合があります。しかし、アルコールによる症状の改善は一時的なものに過ぎず、アルコール依存症という新たな問題を抱えることになってしまうのです。
 また、医療機関で睡眠薬や抗不安薬を安易に処方されることによって、これらの薬物の依存が起こる場合もあります。


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投稿者 しかくぼ整骨院