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2015年1月30日 金曜日

運転者が満20歳未満だった場合の交通事故は少年法を適用

道路交通法違反や過失運転致死傷罪(自動車運転過失致死傷罪)、危険運転致死傷罪が適用される場合、刑事処分を受けることになりますが、運転者が18歳や19と言った年齢の場合には、少年法が適用されます。
対象者 年齢 法律 手続き 裁判所
成人 満20歳以上 刑事訴訟法 刑事手続き 地方・簡易裁判所
少年 満20歳未満 少年法 少年保護手続き 家庭裁判所
少年事件でも悪質な場合は、成人と同様に逮捕・拘留、捜査が行われますが、事故後は以下の4つの処分のいずれかになります。
処分 内容
不処分 処分されない
保護観察 保護観察所が指導、監督する
少年院送致 少年院で指導、訓練を受けさせる
検察官への事件送致 成人同様の刑事手続が行われる(逆送)
相当重大な事件(事故)でなければ、検察官送致(逆送)になることはありませんが、死亡事故ではなく、超加速度80km以上のスピード違反などでも逆送されることがあるようです。
重大な少年の交通事故死事件
20歳未満の少年が起こす重大な交通事故死事件は、珍しくありません。記憶に新しい所では、2012年の4月に京都府亀有市で起きた、登校中の児童と引率の保護者に突っ込み3人が死亡、7人が重軽傷を負った事件があります。
事故の時、少年は150km以上運転した後で、疲労と睡眠不足でほぼ意識がない状態で運転したと言われています。
18歳のドライバーの少年は、免許を持っていなかったが、無免許運転を繰り返しており、事故の2年前には集団暴走の道路交通法違反容疑で逮捕されています。
この事件で亀岡警察署は、運転していた少年を自動車運転過失致死傷と道路交通法違反の容疑で逮捕し、同乗していた少年2名無免許運転幇助の容疑で逮捕・送検しています。
危険運転致死傷罪が適用される可能性があった事件ですが、無免許運転や居眠り運転が、危険運転致死傷罪の要件に含まれていない事や、少年が何度も無 免許運転を繰り返していたことで、運転技術が未熟だったとも言えないという理由で、自動車運転過失致死傷罪での起訴となりました。
判決は、運転者の少年に対し、懲役5年以上8年以下の不定期刑、無免許運転幇助の少年に懲役6ヶ月執行猶予3年が言い渡されました。
これに対し、遺族は刑が不当に軽いことを理由に控訴し、加害少年側は刑が不当に重いことを不服とし控訴しています。
これだけ重大な事件を起こせば、少年であっても実刑は免れませんが、懲役5年以上8年以下の不定期刑になったのは、少年という立場が影響したのかもしれません。
なお、自動車運転過失致死傷罪では、7年以下の懲役もしくは禁錮又は100万円以下の罰金、危険運転致死傷罪(死亡)では、1年以上の有期懲役(最長20年)となっています。

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投稿者 しかくぼ整骨院