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2015年1月23日 金曜日

夜間運転の特徴

 夕暮れ時は季節にもよりますが、明るさが10分間に10分の1に低下します。この場合いわゆる薄暮視の状態になります。目には明るいところで働く視細胞と暗いところで働く視細胞がありますが、この時間帯には両者の働きの不調和から視認力が低下すると言われています。一日の労働の疲れや交通 量の増加も伴い、事故が多い時間帯です。また、目は明るさに応じて感度を変える働きがあります。これは順応と呼ばれ、明るいところから暗いところへ入った場合を暗順応といい、暗さに慣れるためには20~30分程度の時間がかかるとされています。夜間の走り始めは速度を控えめに、周辺に注意しながら運転する必要があります。夜 間の運転では道路上のものが視認しにくいですが、渋滞もなく走りやすいので、ドライバーは昼間と同等か、それ以上の速度で走行することが多いです。しかし、視覚機 能が低下した状態で普段以上のスピードを出してしまうと、危険が増すことは明らかです。特に、高齢者は視機能が若いときより低下してくるので、より注意が必要です。
 夜間走行時には道路照明の完備した場所以外はヘッドライトが頼りです。ヘッドライトには走行ビームとすれ違いビームがあります。走行ビームは遠くまで光が届くため、前方や対向車線に他の車がいないときに使われます。一方、すれ違いビームは対向車や先行車がいる場合に、他の車の運転者に眩しさを与えないために用いられます。しかし、すれ違いビームを使用していても対向車のヘッドライトの眩しさにより、道路上の歩行者が数十メートルにもわたって確認できない蒸発現象が発生します。その際、最も問題なのは道路上の歩行者は両方の車のドライバーからはまったく知覚されていないのに、両方のヘッドライトに照らされているため、ドライバーは自分がいることをわかっていると思いこみ、思わぬ行動に出ることです。
 夜間の歩行者事故の多くは、暗いところから突然クルマの前に飛び出してくることが原因です。昼間であればドライバーは歩行者の動静を事前に知ることができますが、夜間はヘッドライトの視認範囲に入らないと認知することがむずかしいのです。歩行者は突然飛び出したわけではないのかもしれませんが、ドライバー側にとって見ればそう感じます。
ほかに、すれ違いビーム条件で、左側の路肩に立っている人を見た場合の見え方を何かあると気づいた地点、人であると気づいた地点、動作の方向を確認した地点とも、黒色の服装の場合は白色の約半分の距離となります。黒い服装の人が道路を横断し始めたと認知しても、そのときは10メートルの距離しかなく、乾燥した路面でも30キロ以上の速度では間に合わず、歩行者と衝突することになります。従って、何かがあると気づいたところから注意深く、ブレーキペダルに足を乗せるなどして、すぐに停止できる態勢で運転する必要があります。
 また、人間には生活していくための生理的リズムというものがあり、夜間運転ではサーカディアン・リズム(概日リズム)が影響し、深夜から明け方にかけては覚醒水準が低下したり、居眠り運転が発生しやすいです。信号の見落としや歩行者の発見の遅れなどに注意が必要です。



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投稿者 しかくぼ整骨院