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2015年2月20日 金曜日

違法駐車している車が原因で事故が起きた時の賠償責任

違法駐車している車に追突した場合、いくら違法駐車とは言え、止まっている車に追突してしまったことで、追突した側に大きな過失があります。100対0になることは無くても9:1や8:2ぐらいの過失割合になるかもしれません。
問題は、違法駐車している車を避けようとして人を轢いてしまった場合や、避けた所で対向車と激突してしまったような場合です。違法駐車車両がなければ事故は起きなかったかもしれません。
違法駐車している車が原因で事故が起きた場合に、違法駐車車両を保有する者に対して、損害賠償請求できるのかは状況によって変わってくるようです。
• 違法駐車が民法上の過失にあたる
• 違法駐車が自賠法の運行にあたる
• 違法駐車車両が民法の共同不法行為にあたる
こういった行為にあたる場合は、違法駐車車両を保有する者に責任があることになります。
共同不法行為とは
共同不法行為というのは、複数の人の関与によって、権利侵害の結果を発生させる現象のことです。
違法駐車が絡む交通事故の場合、加害者である車の運転者と違法駐車車両の保有者の共同不法行為になる可能性があります。
事故を起こした加害者が最も悪いことは間違いありませんが、被害者は違法駐車の運転手を共同不法行為者として損害賠償を請求できるかもしれません。
1台目の車に跳ねられて、道路に倒れている所を後続車に轢かれて死傷したような場合も共同不法行為にあたります。過失割合は事故の状況によって変わりますが、1台目も2台目も悪いということです。
加害車両と違法駐車車両との共同不法行為
違法駐車車両Aが止まっていて、Aを避けようとした加害車両Bが人を轢いてしまったり、対向車とぶつかってしまったような場合に、被害者はBはもちろんですが、Aにも損害賠償請求できる可能性があります。
問題となるのは、違法駐車車両が原因でその交通事故が起きたのかという点です。違法駐車と事故の因果関係が認められるかによって、判断が変わってきます。
仮に加害者Bが80%、違法駐車車両保有者Aが20%の割合で過失があると判断された場合、被害者は過失割合にかかわらず双方に損害賠償金の全額を請求することができます。Bが賠償金の全額を支払った場合、BはAに対して80%分の賠償金を請求することになります。
被害者はA・Bともに損害賠償請求しても良いですし、どちらか一方に請求しても構いません。どのように請求しても受け取れる賠償金の額は変わりません。


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投稿者 しかくぼ整骨院