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2016年3月 4日 金曜日

高齢者の交通事故後による高次脳機能障害と老人性痴呆症

こんにちは。
最近、花粉症がつらいスタッフOですcrying
今回は高齢者の交通事故後による高次脳機能障害と老人性痴呆症についてです。

交通事故の被害者が高齢者で、事故で脳に損傷を負い高次脳機能障害を発症した場合、その症状が年齢からくる認知症によるものなのか、高次脳機能障害によるものなのか判断が難しくなります。

損害保険会社は、被害者が老人の場合、事故とは関係ない認知症であると主張してくるため、被害者側は事故が原因であることを立証するのが大変です。

高齢者の事故で高次脳機能障害が認められたケース

1.78の女性が交通事故に遭う
2.脳外傷3級(併合2級)と判断され、高次脳機能障害の症状が見られる
3.損保会社は老人性認知症と主張
4.被害者側弁護士が専門医に判断を求め事故による高次脳機能障害と診断され、意見書を裁判所に提出
5.被害者側の主張が認められ3,700万円の介護料が認定される


脳外傷とは、頭部外傷のうち脳が損傷したもので、「脳挫傷・脳内出血・外傷性くも膜下出血・急性硬膜下(外)血腫」などと診断されるものです。

脳外傷による高次脳機能障害で、記憶障害や注意障害が出ることがありますが、被害者が高齢者の場合、その症状が老人性認知症やアルツハイマーによるものなのか素人にはわかりません。

老人性認知症に似ている高次脳機能障害

高次脳機能障害とは、脳の損傷によって起こる様々な神経心理学的症状のことを指します。

◦記憶障害・・・新しいことを覚えられない、古いことを思い出せない
◦注意障害・・・物事に集中できない、ぼーっとすることが多い、反応がない
◦社会的行動障害・・・暴力的になる、感情的になる、感情を失う
◦遂行機能障害・・・計画を持って行動できない、複数の作業を組み合わせてできない


高次脳機能障害の症状は重症度によって変わりますが、個人差の部分も大きいため、その症状が高次脳機能障害なのかを判断するのが難しい時があります。また、高次脳機能障害には認知症と似た症状があり、認知症が高次脳機能障害に含まれるという説もあります。

脳が損傷を受けることで、アルツハイマー型認知症やうつ病を発症することもあり、この場合、事故が原因で認知症になったのか、事故に遭わなくても認知症になっていたのかを判断するのは困難です。

アルツハイマー型認知症では、脳神経症状が無かったり、症状が徐々に悪化し治癒しないなどの違いが見られますが、専門医でないと判断できないでしょう。

高齢者の交通事故の訴訟になった際には、事故が原因の高次脳機能障害であることを立証するために、専門医に診断してもらうのが良いと思います。


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投稿者 しかくぼ整骨院